未来への投資を惜しんで未来が明るいとでも思うのか

正直スパコンはどうでも良かったりするんだけど，TV見てて「それはないやろ」と思ったので．

研究開発への投資が一般事業への投資と一緒くたに扱われているのを見ると何ともやりきれない気持ちになる．僕は企業研究者だけど決して無視できる話題ではない．今の研究は，アカデミックな方々がすげぇ勢いで切り開いてくれた道を起点としてる感じだし．それに，自分自身，博士で研究できてたのはこの手の資金のお陰だし．自分自身がそうであるかという議論はさておき，優秀な研究者を育てるという意味においても「結果が出ないかもしれないならカット！」なんて無体なことはやめてほしい．こんなんじゃ，英語が出来てコミュニケーション能力も高いようなレアな研究者から，どんどん海外に逃げていくんじゃないか？

まぁこんな所でこんなタイミングでこんなことを言ってどうなるもんでも無いと思うが，こういうのは，ともかく（何処にも届かないとしても）声を上げとくのが重要だと思うので，書いてみた．